利用者のコミュニケーションを妨げず、音のある景色が広がるように、設計士による5フロアの空間コンセプトを活かし、おとによる空間のコントラストを音響で演出しました。
利用者のコミュニケーションを妨げず、音のある景色が広がるように、設計士による5フロアの空間コンセプトを活かし、おとによる空間のコントラストを音響で演出しました。
無指向性の音響理論に基づいた平面スピーカーユニットとディフューザーのマッチアップで、空間の意匠に馴染むビジュアルも特徴です。
ディフューザーを利用することにより、直接音を軽減することで会話などへ影響するストレスを感じにくく、間接的に音を届けることで、人の動きの多い商業空間において上質なサウンドスケープを再現できます。
無指向性スピーカーとは、全ての方向に音を拡散することを目的としたスピーカーです。
左右のスピーカーが逆方向を向いていたり、上を向いていたりするのが特徴です。
無指向性スピーカーを使うと、部屋のどこにいてもステレオ感が感じられるので、部屋の中を移動しながら音楽を聞きたい人にはうってつけのスピーカーです。
また、音楽が一点方向に集中せず邪魔になりにくいので、作業や店舗のBGMとしても適しています。
単一指向性スピーカーは、特定の方向にだけ音を拡散する一般的なスピーカーです。
スピーカーが向いている方向以外では音がよく聞き取れないことがあり、今回携わったような意匠空間の妨げになる可能性もあります。
無指向性スピーカーを使うメリットとしては、音声が聞き取りやすくなることが挙げられます。
特に大人数が集まる商業空間(店舗)をはじめ、会議やセミナーの中継など、無指向性スピーカーを利用することで、
非常に音声が聞き取りやすくなり、空間で滞在する時間にストレスを感じることなく過ごすことができます。
単一指向性スピーカーと違い、全方向に音を拡散するので、
どの席の人にも聞き取りやすいように音声を拡散することができます。